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第19話 後夜祭

ผู้เขียน: みだん
last update วันที่เผยแพร่: 2026-09-26 16:00:23

文化祭は、二日間とも晴れました。

喫茶店は大盛況で、私は二日でナポリタンを百二十皿運びました。

久遠くんの展示にも、思っていたより人が来ました。

町の年寄りが何人も足を止めて、「これ、うちの親父の写真だ」と言って笑っていました。

新太くんの焼きそばは、二日目の昼に売り切れました。

全部が終わって、校庭に火が入ったのは二日目の夕方です。

閉会のアナウンスが流れたとき、教室のあちこちで拍手が起きました。

段ボールのソファは、二日目の昼に本当に壊れました。

◇

後夜祭は、うちの高校では中庭でやります。

櫓やぐらは組みません。

金属のドラム缶に薪を入れて燃やすだけの、簡単なものです。

それでも暗くなってから火を見ると、みんな盛り上がり、いつもと雰囲気が変わります。

私は、輪から少し離れた石段に座っていました。

疲れていたのと、火の色が、あの夜の提灯に似ていたからです。

結び火

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    九月一日、始業式。校庭に並んで校長先生の話を聞いている間、私はずっと自分の上履きを見ていました。まだ夏の終わりの日差しで、砂が白く光っていました。前に立っている生徒の背中を見ながら、去年の始業式のことを思い出していました。あの日は和樹くんが貧血で倒れそうになって、途中で保健室に行きました。私は列を抜けられなくて、終わってから走りました。今年、四人は全員、平気な顔で立っています。誰も倒れません。よかったね、と思いました。本当に、そう思ったのです。教室に戻ると、席替えでした。「よし来た」くじを引いた幸也くんが、拳を握りました。「澪ちゃんの隣。神」「引きが強いですね」「実力だよ」和樹くんは窓際の、一番後ろの席になりました。私の斜め後ろです。振り向けば見える位置です。振り向かないように、と自分に言い聞かせました。去年の二学期は、和樹くんが私の前の席でした。授業中に振り向いて、消しゴムを借りたことがあります。返すときに、わざと落として拾わせたこともあります。そういう小さなことを、私は全部覚えています。覚えているのが、私だけなのです。◇昼休み、ちさが私の机に弁当を持ってきました。「ねえ、前から思ってたんだけどさ」卵焼きを箸でつまみながら、ちさは言いました。「澪ちゃんって、なんで誰とも付き合わないの?」箸が、止まりました。「結城くんたち、四人とも澪ちゃんのこと好きじゃん。あれ絶対そうでしょ。四人とも澪ちゃん見るときだけ顔が違うもん」「……気のせいです」「気のせいじゃないって。私、去年からずっと見てるもん」ちさは、何も知りません。知らないというより、書き換えられているのです。この子の

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